トゥレット症候群
しばしば学習障害にはチック症状を起こす場合がありますが、 トゥレット症候群は重症のチック症状を伴うものとされています。
トゥレット症候群では運動チックと音声チックがあり、学校や家庭生活に 支障をきたすことがあります。
運動チックとは、不自然な体の動きが反復して現れる。 手遊びをしたり、体をねじったり揺すったりの行動、一定の動作を繰り返すなど。
音声チックとは、短い奇声をあげたり、意味不明なことばを繰り返したりする、 うなり声をあげる、短い叫び声をあげる、汚言を言う、などです。
トゥレット症候群は、女児よりも男児が3倍から4倍程度多いとされており、 合併症としては、学習障害、ADHD、睡眠障害、強迫性障害、自閉症があるとされています。
原因は確定されておらず、ドーパミン系の神経系の過敏、遺伝的要因が考えられています。治療法は薬物療法では一定の効果がありますが、根本的な治癒には至らないのが 現状です。
しかし、状況や症状が強く出た際は薬で落ち着かせるなどの対処が あるということはとても心強いのではないでしょうか。
トゥレット症候群は家庭の問題や精神的問題といった心理的原因ではありません。
6歳から8歳で発症されるとされており、10代後半から症状が改善し、 大人になってから3分の1は問題ない程度までに治癒するとされています。