学習障害(LD)について

学習障害 LD

学習障害とは?

通称「LD」と呼ばれている学習障害(Learning Disabilities)は、 特に、読む、書く、聞く、話す、計算する、などにおいて、習得や使用に著しく困難を示す状態が顕著に現れやすく、一つか又はそれ以上の特定分野で困難を伴うものです。

また、学習障害は知的障害とは違い、全般的な知的発達の遅れはない状態となります。 そして、現在の医療では、まだはっきりと解明されていない分野でもあります。

原因としては、中枢神経系の何らかの機能障害が原因と推定はされるものの、環境的な 要因や視覚・聴覚・知的・情緒障害などの障害が直接的原因となるものではありません。

この学習障害は近年になって注目されてきましたが、決して新しい障害ではなく、 教育的配慮を必要とする子供達は以前からいたものの、社会的な認識が遅かったのが 現状です。

学習障害自体は非常に身近なものであり、全体の3%から5%の子供たちが、この 学習障害の問題を抱えていると言われています。

現在では、学習障害と呼ぶには「障害」の言葉が重すぎるとして、「LD」と 呼ばれることの方が多くなりました。

対処方法としては適切なケアにより、成長とともに自然に治癒していくケースも多く、 何より、周囲の理解が必要となってきます。

歴史的に有名な人物、例えば、アインシュタインやエジソン、ダヴィンチなども、学習障害であっとする説があります。学習障害に対する正しい知識と理解。 まずはそれが一番大切なことだと言えるでしょう。

 

 

学習障害の種類

学習障害は発達性障害のひとつですが、知的障害とは違います。 学習障害と言う病気の症状について理解し、しっかりと対応していくことが大切です。 そこで、理解するために学習障害の種類について簡単に紹介しましょう。

学習障害は、大きく分けると「言語性」「非言語性」「注意記憶性」の3つになります。 「言語性学習障害」は、文字通り言葉や計算能力などに関する学習障害です。 生後半年以降に症状が見られることがありますが、気づくのが困難と言われています。

言葉が理解できていないような仕草をしたり、言葉の発音が不明瞭だったりする時は可能性を疑う必要もあります。 「非言語性学習障害」は、時間や空間の概念が理解できなかったり、人との関係をうまく築けないなどの症状があります。 社会的不適応と言う症状から、自閉症と混同されることも多いです。

専門家の診断を得ることが望ましいでしょう。 「注意記憶性学習障害」は、注意欠陥多動性障害(ADHD)と混同されることが多いです。 しかし、ADHDは行動に問題がある症状で、注意記憶性学習障害は学業上に問題がある症状です。

ただ、両方の症状が混合する場合もあり、違いを区別することは難しいので専門家の診断を得ることが望ましいでしょう。 あと、これらのタイプの症状を複合的に持った症状として現れる子供もいます。このケースを「包括性学習障害」と呼びます。

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